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訳者と読むディケンズ『クリスマス・キャロル』

井原 慶一郎

拙訳『クリスマス・キャロル』刊行10周年記念として、「訳者と読むディケンズ『クリスマス・キャロル』 」をnoteで公開しました。この記事は、2023年12月2日(土)15:30~17:00に朝日カルチャーセンターのオンライン講座で話した内容を再構成したものです。詳細は以下をご覧ください。

講義内容
『クリスマス・キャロル』は子ども向けの児童文学? 現在のクリスマスの精霊のモデルはサンタクロース? スクルージは物語の最後で絶対禁酒主義者になった? 訳者=研究者の視点から作品の名場面を読み、ディケンズの作家としての魅力、読みどころ、さまざまな誤解や誤訳、翻訳で工夫した点などを解説します。また、ヴィクトリア朝のクリスマス、ディケンズの公開朗読、『クリスマス・キャロル』がその後の文化に与えた影響などについても見ていきます。テキストは拙訳『クリスマス・キャロル』(春風社)を使用します。(講師・記)

この記事を書いた人

井原 慶一郎

1998年10月、鹿児島大学 法文学部に着任。専門は英文学、表象文化論。主な関心領域は、ディケンズ研究、アン・フリードバーグと視覚文化史を中心としたメディア研究、映画研究。担当講義科目は「芸術文化デザイン論」「アートマネジメント論」(学部)、「比較文学特論」「表象文化特論」(大学院)など。著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)、チャールズ・ディケンズ『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』(編訳、幻戯書房、2019年)、アダム・ネイマン『デヴィッド・フィンチャー マインドゲーム』(DU BOOKS、2023年)などがある。

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