拙訳『クリスマス・キャロル』刊行10周年記念として、「訳者と読むディケンズ『クリスマス・キャロル』 」をnoteで公開しました。この記事は、2023年12月2日(土)15:30~17:00に朝日カルチャーセンターのオンライン講座で話した内容を再構成したものです。詳細は以下をご覧ください。
講義内容
『クリスマス・キャロル』は子ども向けの児童文学? 現在のクリスマスの精霊のモデルはサンタクロース? スクルージは物語の最後で絶対禁酒主義者になった? 訳者=研究者の視点から作品の名場面を読み、ディケンズの作家としての魅力、読みどころ、さまざまな誤解や誤訳、翻訳で工夫した点などを解説します。また、ヴィクトリア朝のクリスマス、ディケンズの公開朗読、『クリスマス・キャロル』がその後の文化に与えた影響などについても見ていきます。テキストは拙訳『クリスマス・キャロル』(春風社)を使用します。(講師・記)