「名刺代りのエッセイ3選」に続き、「名刺代りの書評3選」をお届けします。2020年4月から2021年3月までの一年間、南日本新聞の書評委員を委嘱されました。これは南日本新聞の読書面(当時は日曜日)に2か月に1度、書評を掲載するというものです。本は基本的にこの時期に新刊として出版されたもののなかから選びました。今回のセレクションでは、掲載された書評7編のなかから、学問の面白さが伝わる3点を選んでいます。
トピックス
この記事を書いた人

井原 慶一郎
この人が書いた記事をもっと読む
1998年10月、鹿児島大学 法文学部に着任。専門は英文学、表象文化論。主な関心領域は、ディケンズ研究、アン・フリードバーグと視覚文化史を中心としたメディア研究、映画研究。担当講義科目は「芸術文化デザイン論」「アートマネジメント論」(学部)、「比較文学特論」「表象文化特論」(大学院)など。著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)、チャールズ・ディケンズ『ドクター・マリゴールド 朗読小説傑作選』(編訳、幻戯書房、2019年)、アダム・ネイマン『デヴィッド・フィンチャー マインドゲーム』(DU BOOKS、2023年)などがある。