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地域と現代文化プロジェクト:イベント報告

太田 純貴

令和6年度地域マネジメント事業として、「地域と現代文化との関わりを発掘・検証しその可能性を探究するプロジェクト」を行いました。この事業は、鹿児島で芸術や文化に携わっておられる方と県内外で活躍している方々をお呼びしてトークを行い芸術や文化について多角的な知見を獲得することを目的としています。

今年度は、久保雄太さん(デザイナー)×はがみちこさん(アート・メデエーター)、竹添星児さん(イラストレーター)×利根川由奈さん(研究者)の組み合わせでイベントを開催しました。また、ダンスのような昨今大変人気のあるジャンルも取り上げ、上村基之さん(ストリートダンサー)×大谷悠さん(コンテンポラリーダンサー)の組み合わせによるトークイベント(+実演)、そしてこれらを総括する意味で松本健太郎さん(研究者)をお呼びして地域と大学(生)の関係を考えるトークイベントも開催しました。

研究者・利根川由奈さん(左)とイラストレーター・竹添星児さん(右)の対談の様子

私たちの身の回りにあり何気なく消費してしまうイラストやデザイン、一過性の流行や一ジャンルと見做されてしまうかもしれないダンス、それらをめぐる文化政策、大学と地域の今後のあり方などを参加者全員で多角的に考える機会となりました。例えば、イラストをテーマとした回に出席した皆さんは、イラストレーションがただ街中等に置かれたり、制作されたりするわけではないこと、それらはコンセプトを持ってデザインされること、そして、それらは明示的/暗示的にさまざまな意味を込められて発信されていくことを、具体例を通して知る機会になったかと思います。

各回についての報告書も公開しました。登壇者たちの声や参加者してくださった皆さんの感想が寄せられています。鹿大生が作成してくれた告知用のフライヤーもこの報告書で閲覧可能です。

この記事を書いた人

太田 純貴

法文学部人文学科多元地域文化コース| 大学院人文社会科学研究科・准教授。専門はメディア論、美学芸術学、美術史です。こうした専門分野の知見を背景に、テクノロジーと人間・文化(史)・地球の関係を考えています。ここ数年は、地域のアートやデザイン、伝統工芸や伝統文化と自分の専門をどう繋げるかについても関心が高まっており、関係する公開イベントを同僚と一緒に開催しています。

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法文学部人文学科心理学コース / 大学院人文社会科学研究科・准教授、博士(理学)。専門は行動神経科学で、マウスの音声コミュニケーションを研究しています。授業では、ソフトウェアでの統計解析、科学と社会の関係、イベントやwebを通した情報発信なども担当しています。

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